エンドトキシン研究 12 自然免疫学の新たな展開

¥4,400
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編集:日本エンドトキシン研究会

ISBNコード:978-4-87151-363-0

発行年月日:2009年11月7日

サイズ・頁数:B5判・118頁


[商品説明]2008年10月24日(金)、25日(土)に艮陵会館(仙台市)で行われた、第14回日本エンドトキシン研究会の講演内容をまとめた1冊です。このシリーズは、エンドトキシン研究会に所属している研究者の功績を掲載してきた貴重な書籍です。

[目次]

第1章 イブニングレクチャー
  1. NLR を介した宿主と細菌との相互作用
      猪原 直弘
第2章 シンポジウム「TLR をめぐる宿主と細菌の攻防」
  1. TLR4 の活性化に伴う構造変化
      齋藤伸一郎
  2. 遊離型CD14 によるTLR4 リガンドであるリピドAの化学構造認識
      小川 知彦 他
  3. リピドA の構造変換により宿主TLR 4 監視機構をすり抜ける菌の生き残り戦略
      松浦 基博
  4. Toll-like receptor signaling のトランスレーショナルリサーチをめざして
      畑尾 史彦 他
  5. 癌治療とTLR~樹状細胞ワクチン療法への応用~
      岡本 正人
第3章 平成20年度日本エンドトキシン研究会奨励賞受賞講演
  1. グリコシル化によるエンドトキシン認識分子の活性調節
      大西 貴弘
  2. H. pyloriが胃癌細胞の増殖,宿主の抗腫瘍免疫に与える影響
      帖地憲太郎 他
第4章 一般演題
  1. 高脂肪食摂取時のエンドトキシンと大腸菌感染に対するマウス免疫反応の特徴
      庄野  聡 他
  2. 単核食細胞からのHMGB1放出に及ぼす生体防御ペプチドCAP11 の効果
      渋沢謙太郎 他
  3. ヒストンアセチル化制御薬を用いたHMGB1 の放出制御
      杉浦 進介 他
  4. ストレス蛋白HO-1 は出血性ショックによる自然免疫系の活性化を抑制し消化管を保護する
      高橋  徹 他
  5. デクチン-1 による真菌菌体認識と自然免疫活性化機構
      安達 禎之 他
  6. TRAF6 はIRAK-1 と相互作用することによりproteasome 依存性に分解される
      室井 正志 他
  7. MyD88 非依存性経路活性化におけるTLR4 二量体形成の役割
      大西 貴弘 他
  8. Staphylococcus aureus由来TLR2 活性化リポプロテインのN 末端構造解析
      俵積田一樹 他
  9. マクロファージ様細胞におけるTREM-1 の発現制御メカニズム
      細田 浩司 他
  10. LPS 誘導性一酸化窒素産生におよぼすトリコテセン系マイコトキシンの影響
      杉山 圭一 他
  11. serine protease inhibitor ONO-3403 のLPS 誘導性一酸化窒素(NO)と
    TNF-α産生への抑制効果について
      小出 直樹 他
  12. ヘリコバクター・ピロリのリポ多糖の発癌に関わる病原因子としての可能性
      横田 伸一 他
  13. リピドA 脂肪酸修飾を行う外膜酵素の活性調節
      川崎 清史 他
  14. 血液製剤に対するエンドトキシン試験法の適用と基準化
      落合 雅樹 他
  15. NOD1ならびにNOD2 リガンドの鎮痛作用
      佐藤  匡 他
技術資料編
  1. 好中球活性を応用した新たな血中エンドトキシン評価法
    ―Endotoxin Activity Assay(EAA)法―
      小路 久敬
  2. エンドトキシンおよび(1→3)-β-D-グルカン測定法の進歩と今後の展望
      田村 弘志
  3. エンドトキシンの測定法と応用
      高橋 淳吉